小さな庭の愉しみ★オキテ６

■写真■
左：駐車上の隅十センチほどの幅のスペースにゴールドクレストを三本植えて、間はツタ類（二種）でカバー。

右：下葉が枯れてみすぼらしくなってしまった「もみの木」の足元もアイビーでカバー。

ちなみにこのツタ類三種とも公園にわんさかと茂っていたものをいただいてきて挿し木にしたもの。
泥棒？いえ、剪定です！

太古の昔われわれ人間の生活の場は森であった。こんなに豊かな時代になってなお、ヒトが緑を求めるのは遺伝子に組み込まれた種の本能かもしれない。（「たけしの万物創世記」のナレーション風に読んでみてね。）

というわけで、小さな庭を「やすらぎの空間」に仕立てるために絶対に必要なもの、それは緑である。花も大事だけど、緑もそれ以上に大事にしたい。美しい花々も、その背景に緑があればなおいっそう輝きを増すのだ、これホントです。
オキテ５にしたがって壁面を緑にするのがもっとも効果的だけど、さがせば他にもまだ緑化スペースはある。それは、すき間・・・。

たいていの花はワガママなので「日当たりも、風通しも、肥えた土も」すべてを欲しがるのだが、その点緑ちゃんはとても聞き分けがイイ子が多く、「おいてもらえるなら、文句はいいません。」とばかりにどんなに条件が悪い場所でもせっせと株をひろげてくれる。

「さつばつ」とした雰囲気が漂っている場所を庭にみつけたら、緑ちゃんの出番だ！「お願いね」という気持ちをこめてツタ類などを植えてみよう。
彼女は庭に潤いをもたせ、ワガママな花たちをひきたてるために一生懸命任務を遂行してくれるであろう。・・感謝。

ここで、小さな庭のオキテその６

もっと緑を！　以上。