小さな庭の愉しみ★ダーリンの手作り

ダーリンもまたわたしと同様、土いじりに関しては早熟だったようで、小学校の帰り道「いい木が捨ててあった」と、桜の木（根っこ付）を拾って帰り、庭に植えたりしていたそうだ。

そういうわけで、ＤＣブランドが人気を博していた独身時代、わたしたちのデートスポットは神戸のブティックめぐりか植木市や園芸店めぐりだったのだ。まったく変わったカップルであった。

ところで彼はひじょうにマメな男である。
その上手先もなかなか器用で、もしわたしが大金持ちの奥様でベルサイユ宮殿のような家に住んでいたら、まちがいなく彼を庭番に雇うであろう。

しかし実際の彼は自分のことを「女王様」だと思っているようなので、この仕事は引き受けないだろうけど・・。

※「ダーリン」とはあくまでこのページにおける彼の呼称です。日常わたしが「ねぇ～、ダ～リン～」などと呼んでいるわけでは決してありません。だいたい、「ちょっと」とか「なぁなぁ」と呼びかけてますので怖がらないでください。