高校生の頃からメジャーなものに背を向けてきたわたしの当時のアイドルは本田泰章だった。
といっても、今や知ってる人も少ないだろうけど・・。TBSの人気学園ドラマ「2年B組仙八先生」で陰のある孤独な生徒役を演じていた美形の少年である。
このドラマは「はなまる」でおなじみのヤッくんをはじめシブガキ隊の3人のデビュードラマでもあった。当然これでシブガキ隊は大ブレイク、わたしの好きだった本田くんはそれでも小ブレイクしていた。
大ブレイクではなく、ひっそりと小ブレイク、それがわたしの好きなパターンである。
とにかくいろいろな分野において、きらきらまぶしい主役よりもにぶい光を放つ脇役に目がいってしまうわたし・・。
そこで登場「千日紅」、イングリッシュガーデンブームの昨今はすっかり出番がなくなってしまって、「過去の花」というイメージさえあるかも。口の悪いダーリンは「仏壇に供える花」だというけれど、わたしはけっこう好きなのです。形もかわいいし、丈夫なことこの上ない。
夏のカンカン照りの日に水やりを忘れたってぜんぜん平気、害虫がついたとか、ウィルスにやられたなんて話もきいたことがない。
だけど、ウチの庭では元気に育ちません。そうです、日当たりが悪いのです。毎年1〜2株植えますが、ヒョロヒョロと力なくのびて地面に寝そべってしまうんです。はぁ〜・・でもくじけないわたしは、今年は千日紅を足付きの鉢に植えてみました。
ここに完成!世界初!? 「しだれ千日紅」
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