左：ウチにはベランダがないので、くつろぎの空間といっても
晴れた日は洗濯物が並ぶのです。
右：予算の都合上板ではなく細い粗材を使用。ここに何か植物
を絡ませる予定。
週末になると雨になるのでなかなか仕上がらない。
あと半分はブロック塀丸見え。
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お隣の家は西側にひとつも窓がない。実はこれが、ここの土地を購入するときの一番の決め手だったといってもいいだろう。予算の範囲内で「庭にデッキを作れる広さと地形」を求めていたわたしたち夫婦は、きっと不動産やさんに「変なヤツら」だと思われたに違いない。でも決して彼らはそんなことは口に出さない。だって売りに出されてから二年近くにもなる日当たりの悪い、古い村の中の狭い道に面したこの土地をやっと買ってくれそうな者が現れたのだから・・。
お隣の西側に窓がないということは、東向きにヨソからの視線のないデッキが作れることを意味する。やがて家は建ち、ダーリンがこつこつデッキを作り、テーブルとイスも出来上がったので「ガーデンで午後のお茶なぞいただきましょ。ホホホ」と腰を下ろしてみると、お向かいのベランダで洗濯物を干す奥さんと目が合い、デッキとお隣とを区切っているブロック塀の向こうには気まずそうに目線を外して足早に通りすぎていくお隣のおじいちゃんの頭が見える・・。
こうして、わたしたちの夢は破れた。
今は子供たちがおやつを食べたり、せいぜいおにぎりなどを食べたりする程度である。
でも、これではいけないのだ！ここをくつろぎの空間にするためには、視線をさえぎらなければいけない。ブロック塀も味気ない。（ウチのじゃないけど・・）
そして、やっとダーリンが動き始めた。
出来上がってイイ感じになってきたら、デッキでくつろぐわたしの画像でも公開しちゃおうかな〜。
でも、その前にもうひとつの問題、お向かいのベランダからの視線もなんとかしなくては・・。
わたしたちが庭でくつろげる日は、まだ遠いようだ。
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