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■小さな庭の木

クリスマスには クリスマスホーリー

 

わたしは無宗教であるが、どちらかといえば「人間も大自然の一部にすぎない」と考える仏教的思想の持ち主である。
けれども毎年、クリスマスが近づくとなぜか厳かな気持ちになり「神が創造したわれわれ人類は皆兄弟」っていうのもアリだな・・と思ったりしてしまう。

子供の頃は寒い夜空をトナカイのソリに乗ってやってくるサンタさんの姿を夢見たが、大人になった今は「人間は愛に満ちた存在である」という、今の社会においてはまったくリアリティーのないことも、美しいクリスマス飾りみたいにキラキラまぶしく思えて、世界の平和を夢見てしまう・・。
人間、暑いときには開放的になり、寒いときにはなぜか厳かな気持ちになりやすい気がするのは、冬にクリスマスや新年を迎える北半球の人間の感覚だろうか?

さて、「クリスマスホーリー」は晩秋から初冬へと向かう頃に実が赤くなり始める西洋ヒラギの一種である。赤は赤でも、例えばハナミズキの実の赤はぴかぴかした朱色がちの赤であるが、クリスマスホーリーのそれは鈍く沈んだ「アンティーク」な感じの赤なのだ。葉もやはり深い緑で絶妙のコンビネーションである。
ご存知のとおり、わたしはキンキラピカピカしたものが苦手なので、庭に出てアンティークな雰囲気が漂うこのクリスマスホーリーを見るたび「くぅーっ!」とうなってしまうのだ。
最近はクリスマスシーズンに庭をライトでデコレーションするのが流行っているようだが、わたしの場合はやっぱり、「クリスマスにはクリスマスホーリー」なのだ。

 


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