| オリーブ 〜塩漬けまでの遠い道〜 
ウチの庭には小さな（高さ７０センチぐらい）オリーブの木が一本ある。
少し粉をふいたような色合いの葉や、やさしげな枝ぶりが好きで一番はじめに庭に植えた木だ。いや正確にいうと、初めのは「庭の模様替え」の際、植え替えたら枯れてしまったので、今のは二代目になるのだが、初めに選んだ木が「オリーブ」であることは間違いない。
この二代目は植えてからかれこれ３年くらいになるというのにあまり大きくなっていない。昔から「もも、くり三年。かき八年」などというが、オリーブは一体何年したら実がなるのだろう？とのんびり考えていたわたしは、ある方のホームページ（下記参照）で「オリーブは違う種類のものを一緒に植えてやらないと、結実しない」ことを知った。
あわてて種類が違うオリーブを探し始めたが、「よくわからない」のである。ホームセンターなどで売っているオリーブの苗木には種類まで明記していないのだ。見分けがつかない・・・。
ところで、わたしは幼い頃から「珍味系」のものが大好物であった。
なにしろ小さい頃の夢は「サラミ・ソーセージを一本まるかじりで食べること」というまことに恥ずかしいものだったのだ。
いまでも変わらず珍味大好きのわたしは、ちょっと気取ったオードブルやカクテルなどにちょこんと添えられている「オリーブの塩漬け」が好きで、いつもその少なすぎる量に「あ〜、思いっきり食べたい！」という思いをつのらせていたのだ。
「庭のオリーブに実がわんさかなったら、それで自家製のオリーブの塩漬けを作って、ぱくぱく食べる」というのが今の夢なのに、これではいけない。とりあえず、種類の見分け方を身につけねば！
塩漬けまでの道は遥か遠くまで続いているのだ。
（参照）
「オリーブ」と「センテッド・ゼラニウム」マニアのたーままさんのホームページ
ベランダ園芸帳
http://www.246.ne.jp/~ta-mama/engei/engei-index.html
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