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■小さな庭の木

キングサリの香りとアドヴァイス

※この画像から2年経過した2003年はたわわに咲きました。こちらをご覧下さい。

 「イングリッシュガーデンと言えばキングサリを無視するわけにはいかないでしょ、ア〜タ!」という、庭主の勝手な思いこみで我家にやって来た花木、英名ゴールドチェーン。

これを家の外壁にわんさと這わせるのが目標なのだが、昨年の秋、テキトーに剪定してしまったせいか今年は花つきが悪かった。反省材料がまたひとつ反省リストに追加された(ないけど)。
これも、ミモザと同じくマメ科で成長がはやいので、せっかちなガーデナーに特にお薦めする。

 風にシャラシャラと長い(約40センチ)花穂を揺らすキングサリは、バラのようなカリスマ性こそないが、万人の目を惹きつけて離さない「スター性」みたいなものがあるようだ。その証拠に前を通る人の約75%(ひこうおに調べ)がこの木に目を留め、「うわぁ〜」というような感嘆詞をもらす。

わたしは、あくまで平然と「こんにちは〜」と挨拶しているのだが、心の中は「どう?かわいいでしょ?ほ〜ほっほっ・・・」と狂気乱舞の高笑いである。小心者の心の中とは、そういうものなのだ。

さて、5月の庭師はとっても忙しい。暇さえあれば庭に出ていろいろチェックしなければならない。自分では確認できないが、眉間にシワのひとつやふたつ寄っているかもしれない。

そんな時、風に乗ってキングサリの甘美な香りが鼻先にやってくると、「ほぇ〜」と力が抜け、なぜか「桃源郷」という言葉が頭に浮かぶ。気高く、それでいて穏やかなその香りが東洋的だからかもしれない。

ところで、わたしの中では、誰が何と言おうと「桃源郷」といえば桃屋のCMなのである。なぜか?わたしにもはっきりした事はわからない。このCMで初めて「桃源郷」という言葉を聞いたか、あるいは認識したような気がするが、今となっては謎である。他にオペラ「蝶々夫人」も桃屋のCMで初めて知ったので、「蝶々夫人」と言えば、やはり桃屋である。そして、桃屋と言えば「いかの塩辛」でしょう。さぁ、これであなたの頭にも

キングサリ=桃源郷=桃屋=いかの塩辛

という公式がインプットされましたね?
もし、あなたがイギリスに庭巡りの旅にでかけるような事になったら、キングサリを目にする可能性は大です。そして、それを見たが最後、日本を離れているせいもあって、無性に「いかの塩辛」が食べたくなるでしょう!

ここで、わたしからのアドヴァイスです。

「英国庭巡りツアーには『いかの塩辛』を持参せよ。」

 

 

◆キングサリの苗木購入はこちら  

 


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