何を植えるべきか?
「狂」の域に入ってしまったガーデナーは、オフシーズンでさえも「庭に投資しなければ気がすまない」という想いに駆られるものである。
いや、むしろ庭仕事に手がかからない分、ついついそのエネルギーを「投資」に注ぎ込んでしまう、という方が正しいのかもしれない。
というわけで、この冬、わたしたちは「鉢に投資すること」に凝ってしまったのであった。投資といっても、そこから何か新たな利益が発生することは決してないのだが、損益が発生することもまずない。せいぜい、わずかな満足感が得られるだけである。
しかし、いよいよデフレスパイラルに突入した感のある今の日本においては、それだけでもありがたいことではないか!
・・・英国民がガーデニングに打ちこんだ気持ちが、心の底から納得できる今日このごろである。
さて、ここ何年か続いたコテージガーデンブームの影響で、我が小さな庭では、その雰囲気を演出するために、木製コンテナを多用してきたのだが、そろそろ寿命がきたようだ。コンテナにもコテージガーデンブームにも・・・。
そこで、今年は小型から大型、浅いのから深いものまで、いろんな形の「土もの」の植木鉢を揃えてみた。