まだ未完成だけど・・
緑を愛する男ダーリンは、かつては「花」と緑を愛する男であった。ところが最近は「ワシは花は嫌いやねん」と耳を疑うようなセリフを口にするようになってしまった。
海外のガーデニング界でもミニマリズムの嵐が吹いているとかで、今やストイックでクールな庭が新しいのだそうだ。その影響を受けてかどうかは不明であるが、彼の趣味がより地味なものへと向いていることは確かである。
が、一方で「クレマチスのコレクターになりたい」と遠い目をしてつぶやいたりもするので、彼がどこまでストイックになりきれるかは疑問である。
というわけで、緑と子供(自分の)を愛するダーリンが今凝っているのが「多肉リースのための多肉集め」。何年か前に園芸雑誌か何かで多肉のリースを見て以来、ずっと「やってみたい」とは言っていたのだが、この夏「NHK趣味の園芸」で柳生ジュニアが多肉について熱く語っているのを見てはずみがついたようだ。
多肉のリースは、ようするにドーナツ状のハンギングバスケットである。
1、金あみに水苔をしき、その上に土をのせる
2、それを巻き寿司のようにくるっと巻く
3、その太巻き寿司の両端どうしをつなぎ、ドーナツ状に
(わたしはオールドファッションが一番好き!
関係ないけど・・)する。
4、金あみの穴に割り箸を突っ込み、水苔を横に寄せる。
5、そこに多肉を植えこむ。
・・・ということらしい。
リースはまだまだスカスカで完成していないが、園芸店にいったら「とりあえず多肉の確認」というのが、最近のわたしたちの習慣になりつつある。