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■Go!Go! 庭マニア  〜何事も定番では飽き足らないわたしの「庭マニア」ぶりを紹介〜

 

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青銅色のリスとベストマッチ。

 

ある冬の日、わたしはフレンチラベンダーがすっかり枯れてしまっているのに「やっと」気がついた。それは、どちらかと言うと乾燥を好む種類の丈夫なものだったので、冬などは水遣りの必要もほとんどなく、「テキトー」に植物の世話をするのが得意なわたしの中で、その存在感はすっかり薄れていたのである。

「ハッ!いつのまに」
わたしにとっては突然だか、ラベンダーにしてみれば、「・・しくしく、徐々に枯れてました。あなたが気づかなかっただけでね・・」という感じだろう。
その証拠に、かなり大きくなり木質化していた株のどの枝をへし曲げてみても、ポキポキと音をたてて折れてしまう。完全に乾燥しきっていたようだ。
ラベンダーは(たぶん)爽やかなヤツなので「恨みます」とかいって地縛霊になったりはしないだろうが、かわいそうな事をしてしまった・・。

許せ、ラベンダー。
わたしは、その残骸を鉢から抜き取ろうとしてみたが、びっしりと根が張ってしまっていて、非力なわたしの手に負えるものではなかった。
何度も言うが、わたしのモットーは「無理はしない」である。とりあえず地際で茎を切り取り、すぐに植え替える予定もないので、鉢はそのまま放置しておいた。

数日後、土に差し込む部分が折れてしまって行き場をなくしていたリスのガーデンアクセサリーを、その鉢の上に置いてみた。別に意味などない。直径20センチほどの鉢に土だけ・・、何か置いてみたくなるのが人情というものであろう。
同じ理由で、マンネングサも置いたのだと思う。(無意識だったのか、実ははっきり記憶にないのだ。)

時は流れた。冬は去り、春の花々にうかれていたわたしは例の鉢のことなどすっかり忘れていたのだった。春のにぎわいもひと段落した頃、再び・・

「ハッ!いつのまに」
カチカチの土にはきみどり色のマルバマンネングサがこんもり茂っているではないか!
相方のリスとのコンビもしっくりはまってる〜。そのさりげなさがニクイね。

やっぱり只者ではないのだ、マンネングサってヤツは。

 

関連ページ → 小さな庭のマンネングサ


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