今年の禁色はコレだ!
わたしはナスタチウムの、あの丸っこい葉っぱが好きである。形だけではなく、その少し粉っぽい緑色もお気に入りの理由のひとつかもしれない。
だから、あの愛らしい葉っぱを手元に置きたいが為に、春になると必ず種を播くのだ。
ところで、店頭に並べられているナスタチウムの種はたいてい「ジュエル」、つまり色が特定できないミックスタイプである。タネ袋の写真にはアプリコット、黄色、オレンジ、朱色、赤などの花が写っており、「わたしって色数多いのよね。えっ、何色が咲くか?そこまではチョット責任もてないわ」という情報を発信している。
色彩にこだわっている(つもりの)わたしにとって、ジュエルタイプのタネを播くこと自体ひとつの賭けであり、咲いた花の色の「アタリハズレ」によって、その年後半の運勢を占っているほどである(ウソ)。
さて、昨年までは水色やピンクと黒(っぽい色)を中心に花を選んでいたので、ナスタチウムも濃い赤が咲くことを願いつつタネを播いていた。しかし、咲くのはいつも朱色とオレンジばかりという運の悪さ。「後半の運勢今年も凶だよ〜、とほほほ〜」と、あらためて黒っぽい赤の花が咲く苗を探して買わなければいけないのだ。空しい・・・。
去年の禁色ながら、一変して歓迎ムードにとまどうオレンジ
しか〜し!今年は大丈夫。テーマカラーは黄緑、黄色、オレンジ、白、そして黒なのだ。しっかりオレンジが入ってるもんね〜。はっはっはっ。今年後半の運勢はかなり期待できそうだとほくそえみながらナスタチウムの種まきをしたわたしに、待っていたのは・・・・!
ウチに残した4株(あとはいろんな人にさしあげた)の色の内訳。
・オレンジ(1)・・・今年は歓迎するよ。ホーッホホホ・・
・朱色(1)・・・・・ごめん。我が家にとっておそらく永遠の禁色
・濃い赤(2)・・・・ゲゲぇ〜〜。ちょっとぉ、なんで今年なの?!もうヤダ!!
4株中アタリはオレンジ1株だけという散々な結果だった。
ちなみにご近所にもらわれていったナスタチウムに黄色い花が咲いたという一報が舞い込んだ。
種まきも人生同様、ままならないものなのね・・。