吉谷桂子さん流にいう「寄せ置き」です。
左から、ランタナ、ハイビスカス、コリウス
前に垂れ下がっているのがリシマキア・オーレア
♪ 薄紅の コスモスが 秋の日の〜 ♪
♪何気ない 陽だまりに 揺れてい・・・ない・・。
そう。ぜんっぜんっ揺れてなどいないのだ。そんな秋らしい光景はウチの庭のどこにも見あたらないのである。
哀しい秋の心と書いて「哀愁」。
そうだ、秋といえば哀愁である。哀愁を探せばどこかに「秋の気配」を見つけることができるかもしれない。哀愁にはとりあえず湿り気が必要な気がする。まず湿っぽい所を探してみよう!と思ったのだが・・・
庭はパサパサのカラカラで、意気揚揚としているのはマンネングサと宿根サルビアの類だけという悲惨なありさま。トホホ・・。
せっかくのお月見にも、小さな庭には美しい月に添える風雅な草花はなく、荒涼としたその中に身を置くと、思わず「月の砂漠」を朗々と歌い上げてしまいそうになる。
やばい。実にやばい。そんなことをしたらたちまち「オカシナ一家」というレッテルを貼られ、近所の人に目を合わせてもらえなくなるだろう。それはちょっと困る。
そんなことにならない様に、カラリーフを買ってきて庭のあちこちに置いてみた。
すると・・・ア〜ラ不思議。なんだか急に秋がすり寄ってきたような気がする。
手軽に秋を引き寄せる便利アイテム、カラーリーフ。
そして、わたしたち一家を世間の迫害から救った救世主、カラーリーフ!
さぁ、あなたも庭に秋を呼び込みたいならカラーリーフを手に入れよう。そして、庭の中央あたりで、その苗を高く掲げ、大きな声で言ってみよう (※「ドラえもん」の声で)
「カラーリーフ〜!」
・・・おっと、またもや迫害を受けるところだった。
みなさま、ご近所の視線にはくれぐれもご注意を!
ミニコミの取材先でいただいた
コキアが見事に紅葉!