小さな庭の愉しみ★10月の庭

秋も深まってきました。
朝、庭に出ると空気がひんやりとして気持ちイイ、植木鉢の土もまだ湿ってる（＝水やりがラク）・・。いゃー、「秋」最高！

春から夏にかけて、イラガの大群に散々なめにあわされたウチのハナミズキも、二階の窓から見下ろすと心なしか紅葉しているかのように見えるが、「親ばか」というヤツか？・・だって、ご近所のハナミズキの葉の色は、まぎれもなく「紅」なのだ。ウチのはどう見ても赤茶色。まぁ、ぜいたくは言うまい・・、わが家の秋を楽しもう。

ホトトギス

渋いねぇ、この色合い。今（十月中旬）がちょうど見ごろ・・、というのも花がちらほら咲き始めたところで、蕾のほうがまだ少し多いぐらいだから。こういう地味な花は咲き誇ってしまうと魅力も半減である。これは日本人独特の美学かな？

アブチロン

カワイイでしょ。うつむいて咲く奥ゆかしさがたまらない！
ほとんど年中咲いていると言ってもいいぐらいだけど、一番美しいのは秋かも。
病害虫にも強いし、ウチみたいな日当たりの悪いところでもいっぱい花をつけてくれるので、わたし的には赤丸急上昇中である。実は今ひそかにアブチロン・コレクターになりつつあるところなのだ。（現在庭にあるのはたったの３種だけどね。）

名称不明

ちょっと画像が見づらくてすみません。
子供の頃原っぱで見かけたことがあるような気がするが、名称は不明である。（園芸店でも名前は記されていなかった。）
花の大きさは６～７ミリで、草姿から判断すると、どうやらナデシコの仲間のようだ。色はしろ、中心部にあか紫が入っている。
小さな鉢に植えて、あふれるように咲いたらかわいいだろう・・と期待したのにちらほらとしか咲いてくれない。

わたしはベリー類が好きである。なぜか？・・おいしいからに決まっているのだ。
今のところ「ブラックベリー」「ブルーベリー」「ラズベリー」の三種を栽培中であるが、先の二種は初夏から真夏にかけて収穫期をむかえる。「ラズベリー」は夏に実がなる種類と秋に実がなる種類があるらしい。ウチのは後者だったようだ。
今年苗を購入したばかりなので、こぢんまりとした「実りの秋」である。しみじみ・・。

庭に棲んでるアマガエルです

三年ほど前からウチの庭がお気に召したらしく棲んでいらっしゃるカエルさん。庭のあちこちで見かけ、そのたびに体の色を変えて見つからないようご苦労なさっているようだが、ばればれだってば！もうそろそろ冬眠だね。

今月はいろんな花が最後の賑わいをみせてくれています。カエルさんが冬眠する頃にはわたしたち素人庭師も、庭へ出る回数が少なくなって、いわゆるストーブ園芸の季節になりますね。
その前に、わたしは落ち葉集めに出かけなければ・・。カサカサ音がする落ち葉をゴミ袋につめこんで持ち帰り、鉢やプランターの底の方に土と混ぜ込んでしのばせます。横着なわたしがあみだしたウラわざ（というより手抜きか？）です。保水力が良くなって、根張りもよくなるのです。おおざっぱな方にはオススメします。
さぁ、来月はそろそろ冬支度ですね・・。

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